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 「蓮」の '心と体をつなぐ' バイオフィードバック セラピスト の

  いそべ えつこ

です。

 わたしは看護師、認定心理士、そしてオーラソーマⓇのプラクティショナーです。

蓮では、クライアントの皆様のからだ、こころ、のつながりについてバイオフィードバックやカラーケアシステムを通して、一緒に感じていきたいと考えています。

 どうぞよろしくお願いします。

 

さて、わたし、実はただいま歯科で治療中です(ぎゃー!!)。
そして、痛いことが大嫌いです。
ときどき、夢の中でも歯科で治療を受けている夢をみて「やめて~~。」なんてやってます。

 もう、何カ月も見て見ないふりをしていた虫歯・・・。
ついに意を決して歯科のドアを開けました。

 ある人から、「いろんな歯科に行ってみたけど、自分はこの歯科が一番いいと思う。」と紹介された歯科です。
スタッフはおじいちゃんせんせいと若せんせいの二人っきり!受付、助手なし!

雑然と先生のたいせつなもの(主に飛行機)があしらわれたとっても個性的なしつらい。
最近流行の、まるで美容院もしくはカフェ?のようなクリニックとは違った、伝統的な歯科の様態。 ・・・いろんな意味で帰りたい。

どういう判断なのか、私の担当は若せんせいになったようです。
ドキドキしながら、座布団のひかれたソファーで、半分腰を浮かせて待っていると、ついに順番になりました。 そして、死刑台(診察台)にあがって、あれやこれやと、一通りの先生の診察が終わりました。  

あとは告知を待つのみ。

 

 心のなかは始まってもない治療の妄想で、こころがどこにあるのかよくわからなくなっていたときです。
「ひょっとして、食いしばり、歯ぎしりがありますか?」
と先生にきかれました。

 これは意外な展開でした。虫歯の治療のことを言われると思っていたからです。
寝ている間に歯を食いしばっているらしく、朝起きた時あごが、「重たくて、だる~い」感じ。口を大きくあけるのがつらい。

なぜ、わかるのだろう?
いままでいくつか歯科にかかったけど、そんなこと言われたことが無いのに。しかも初診で。

「口が開けにくいんですね?」

 そう、大きく口を開けたままが苦しいので必要以上に歯科治療は力がはいってしまうのです。  

「いやぁ~、よくわかりますよ。僕もそうでしたから。調子の悪い歯を食いしばることで、歯が暴動を起こしているんです。」

そして、せんせいは、ご自身もたくさん虫歯があり、けっこう怖がりで治療が嫌いなことや、食いしばりの癖があってその結果として知覚過敏などの症状があることをおはなしされました。

 治療の恐怖におびえ、口も開けにくいわたしに、実体験に基づいたあごの関節のマッサージや顔の運動について、実演しながら教えて下さいました。

その顔!! 一生懸命教えてくださっているのですが、顔の筋肉をものすご~くつかうので、先生の顔が、変で、びみょ~なのです。

ご自身は食いしばり癖があるということなので、慣れた様子で、あごの筋肉をほぐすためのストレッチをご教授してくださっているのですが、わたしのほうは、その内容を理解するよりも、笑いをこらえるのが大変なのです。

しかし、先生は、おかまいなし。わたしの表情があごの運動について理解した感がないので、 「いいですか?ここの筋肉を伸ばすようにですよ。」 と、より熱心にその運動を続けて下さるのでした。・・・ある意味天然。

歯科で不覚にも、久しぶりに笑ってしまいました。

 「今は虫歯の治療より優先させるべきことがあります。」

 ・・・ということで、その日の死刑執行(虫歯の治療)は免れたのでした。

 

 わたしはこの歯科で、病院に行くまででもないけれども、割と頻繁に気になっていてずっと誰も答えを教えてくれなかった、食いしばりからくる、あごの不調 「額関節症」 について、取り組むことになりました。

それは、同じ経験をして、それを理解してくれる人がいるということ。そしてその症状に対する治療の知識があるということ。その信頼感があるからできていることだと思っています。

 

理解してくれるひとがいるということ。

 これは逃げたいような苦しいこと、そのことに自ら取り組んでいく勇気を与えてくれると思います。

 すべての経験をすることはできないけれど、理解することなら、こんな「びびり」のわたくしにもできそうです。
なにか、もやもやしていて、すっきりしない、このブログを読まれているそこのあなた!! ちょっとばやいてみまでんか?

「蓮」でお待ちもうしあげています。