1. 心身医学とは

1. 1 こころとからだ
 こころと身体は切っても切り離せないもの。
 日本には昔から「身(み):こころや身体という概念を超えた統合体」という概念がある。身体にも"身"という字が入っているように、身体は心と表裏一体、「心身一如」であるといえるだろう。
1. 2 心身医学とは
「患者を身体面とともに心理面、社会面(生活環境面)をも含めて、総合的、統合的にみていこうとする医学」。  *対象は主に心身症
1. 3 心身症
「心身症とは、身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、器質的ないし機能的障害が認められる病態をいう。ただし、神経症やうつ病など、他の精神障害に伴う身体症状は除外する。
1. 4 代表的な疾患名
1. 5 医療モデルの変化 (1)
 病態は時間がたつほど次第に複雑化していく。早期治療、早期発見されず症状を抱えていくと、それが慢性化となり慢性疾患、生活習慣病へとつながり、また検査では異常が見つからないが、症状を訴えるような機能性疾患もある。これらの病態は、従来の医療モデルでは太刀打ちできず、症状を抱える自分自身と適切な治療が受けられない現状との乖離に悩まされる。
長期に症状を抱えると器質的な状態以外に心理社会的側面も大きく関与し、症状改善に身体面のみのアプローチでは困難となる。患者―医師の治療関係も「してもらう治療」→「自分の力で変化する治療」へと治療モデルの変化していくことが望ましい。

 

 

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このページは、Banが2008年9月29日 09:00に書いたブログ記事です。

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