4. 心身症総論

4.1 心身症の定義
身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与し、器質的、ないし機能的障害が認められる病態をいい、ストレスなど心理社会的因子は多かれ少なかれ、病気に関与しているものであるが、その割合が大きく、その面を考慮したほうが適切に治療できる場合に「心身症」として扱う。表記法は「○○(心身症)」(Ex.「顎関節症(心身症)」)とする。
4. 2 心身症について
器質的障害と機能的障害
・器質的障害: 胃炎や気管支炎などの「炎症」や癌をはじめとする「腫瘍」など、物理的(物質的)に異常が生じる障害のこと。レントゲンやカメラなどの検査でとらえられることが多い。
・機能的障害: 器質的な異常がなく、従ってレントゲンやカメラなどの検査をしても異常が見つからないけど、その動きや働き(機能)が障害されているもの。
 例)機能性消化管障害、過敏性腸症候群"など。
・心身医学的アプローチを必要とする患者群は特別な存在ではなく、実地医療の現場ではありふれた存在である。
4.3 心身症の病態
身体面:末梢の器質的・機能的病態、自律神経系・内分泌系など
心理・行動面:心理、社会、環境因子、不安・抑うつなど
認知面:症状の閾値、症状をどう捉えているか、など
→これらの関係性の評価を重要とする。

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このページは、Banが2008年9月29日 09:42に書いたブログ記事です。

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