3.アレキシサイミア、情動とストレス(2)

3. 3 アレキシサイミア(失感情症)
 アレキシサイミア(失感情症)"心の声が聞こえない。"(Sifneos、1973)
〈特徴〉
 ・自分の感情や身体の感覚に気づくことが難しい。
 ・感情を表現することが難しい。
 ・自分の内面へ目を向けることが苦手である。
〈要因〉
 ・発達早期の母子相互の感情的な交流が障害。
 ・日本の文化として感情の表現をあまりよしとしないという風潮の影響。      
 ・知性、情動、身体の乖離(精神機能を行う大脳新皮質と情動回路にあたる旧 脳との機能乖離が原因。
  ex...慢性疼痛 母親に否定され続けたことにより感情を抑えることが常態化し痛みとなって出現。
 〈生物学的機序〉
  (1)脳幹部や大脳辺縁系と大脳皮質の特に言語中枢領域との伝達機能障害が関係している
  (2)左右大脳半球の機能の解離がある
  (3)右大脳半球で何らかの機能障害がある
3. 4 アレキシソミア(失体感症)
"体の声が聞こえない"
・池見らは「アレキシサイミアのケースでは感情だけでなく、身体感覚の気づきも低下していることが多い」と述べ、その状態をアレキシソミア(Alexisomia)と呼んだ。
・感情の気づきの低下した状態では、情動の抑圧や前述の伝達機能障害などに伴って、抑圧された感情が身体症状化しやすくなる
身体感覚のゆがみ...感情の気づきの低下した状態では、情動の

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このページは、Banが2008年9月29日 09:21に書いたブログ記事です。

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