3. アレキシサミア、情動とストレス

3.1情動と感情
脳機能の3つの統合系 ①新皮質系:上手に生きていくことを考える。(意識される)
           ②大脳辺縁系;本能で行動する。(はっきりと意識されない)
           ③脳幹脊髄系:生命の維持をする。
 大脳辺縁系は、内分泌系(ホルモンなど)と自律神経系の中枢で、身体にとってちょうどよい方向に調節をしてくれる働きをしている。
○情動と感情とは・・・
 情動:はっきり意識されない、原始的な感情
     快ー不快 
 感情;意識的な精神機能の一部→情動の土台の上で行われる
    不安、恐怖、喜怒哀楽
 情動は大脳辺縁系が関与し、乱れると自律神経・内分泌の中枢に影響を及ぼす。
   こころ(情動、感情)が乱れると身体の働きも乱れる→心身
3.2 アレキシサイミア(失感情症)
  感情、情動、身体の乖離した状態。
  大脳皮質(知性、思考、認知)と大脳辺縁系(情動)の間の情報の行き来がうまくいかない状態と考えられている。
〈特徴〉
 ・自分の感情や情動、身体感覚に気づくことが難しい。
 ・感情を表現することが難しい
 ・自己の内面に目をむけることが苦手である。
感情の気づきが低下した状態では、感情を抑圧しやすくなりその抑圧された感情が身体症状として現れる→心身症の病態の1つ
アレキシサイミアのケースの中には、感情だけでなく、身体感覚への気づきも低下していることも多く、それらをアレキシソミア(失体感症)と呼ぶ(池見ら)。 

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このページは、Banが2008年9月29日 09:12に書いたブログ記事です。

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