2. 心身医学の基礎・心身相関・アレキシサイミア

2. 1 心身相関(こころとからだの関係)
・心と身体は切っても切り離せない。
・心理的な変化と身体的変化
 ⇒一つの同じ過程を二つの側面より見たにすぎない
2. 2 心身医学の身体的基礎
○自律神経系
 心身症の発症のメカニズムは未だ解明されていない部分も多いが、持続するストレスが脳を介して、自律神経系、内分泌系、免疫系といった生体機能調節に影響を与え、それがある程度以上続くと身体の働きや構造に異常をきたすと考えられる。また症状がどの部位に生じるかは、もともと弱いところに出たり、ストレスの種類や性格傾向、ストレスへの対処の仕方によって決まってくる。
 自律神経は脳と身体とを結んで、脳からの指令を身体に伝える役割を果たしている。眠っている間も心臓を動かしたり、食事をしたら消化のために胃腸を動かすなど本人が無意識のうちに行っている。また心身症には自律神経系が密接に関与しており、不随意である自律神経系は、消化、呼吸、発汗及び代謝などの機能を制御する。
 自律神経系は身体を緊張、攻撃に向かわせる交感神経と内臓の働きを高めたり身体を休ませる方向に向かわせる副交感神経の二つから成り、この二つは拮抗的に働く。ストレスによって交感神経優位の状態が持続することになると、自律神経のバランスが崩れ、各器官のコントロールが上手くいかなくなり、あらゆる器官にさまざまな不定愁訴が表れてくる。

 身体的な面ばかりに目を向けるのではなくこころの面からもアプローチしていくことで自律神経系のバランスや働きも正常に戻り、それによって身体症状も治まると考えられる。

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このページは、Banが2008年9月29日 09:04に書いたブログ記事です。

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