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第四回 「21世紀統合医療フォーラム」- 心身医学と一人称のからだの出会い - 

「一人称のからだと関係性」
 
 
 「21世紀統合医療フォーラム」は、西洋近代医学の枠組みに対する、根本的な視点の転換を前提とする統合医療の実践に、東洋と西洋の「一人称のからだ」の探求(※)がどのように貢献できるか、その可能性を探ることを目的に開催されます。心身医学に従事する医療者や、ホリスティックな看護、介護、心理療法の専門家が、日本で行われる優れた「一人称のからだ」の探求の実践を自ら体験し、その体験を踏まえて、患者や医療者自身の「身」にアプローチするうえでの様々な問題点、あるいは今後そうしたアプローチを医療現場に導入して行くために何をすべきかについて対話を行います。

関西医科大学で行うこの第四回では、これまでの対話を踏まえ、改めて一人称のからだとは何かを明確にし、欧米で生まれたソマティクス・ボディワークが日本で果たす役割について議論していきます。また、摂食障害の治療を中心に、一人称のからだと関係性についての議論を通じて、心身医療の現場で一人称のからだの実践がどのような役割を果たせるかも探ってていきたいと思います。

(※) 「一人称のからだ」の探究= :動きや感覚、呼吸などを通し、自らの心身を内側から探るアプローチの総称。西洋では、Somaticsと呼ばれる。

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